「もういいよ」
気の遠くなるかくれんぼ
太陽は西へと傾き始める
「見つけた」
近くで笑い合う声も
届かない僕の言葉には 背を向けた
幼い子ども達がもつ無邪気なほどの残酷さを
笑った誰かにもどこか似てる面影
流行りの去ったおもちゃを捨てていた時と同じ顔で
宝箱には一体何が残ったの?
泣いたって 跳ねたって
一瞬の感情は 明日はがらんどうだ
深くまで 届くまで
焼き付けるほどに…
「もういいよ」
気の遠くなるかくれんぼ
白く染まる世界 名(かお)の無い僕の
剥き出しの音(しんぞう)だけが響いてる
聴いていて わずかな鼓動が止まるまで
揺れ動く少年達の危ういほどの不器用さを
諭した誰かにもどこか似てる面影
不安定な友情を確かめる時と同じ顔で
差し伸べる先の取捨選択をしてるの?
ねえ君は 僕を見つけてくれますか?
色彩を取り戻したその時には
誰かじゃない ひとつだけ君の心で
何度でも巡り逢うために この声を
「もういいよ」
気の遠くなるかくれんぼ
白く染まる世界 名(かお)の無い僕の
剥き出しの音(しんぞう)だけが響いてる
聴いていて わずかな鼓動が止まるまで
もういいよ
いつか終えたくなる日には
胸の奥 君を思い出せるように
「見つけた」
白い幕を取り払って
鮮やかなその言葉きっと 聞かせてね
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6.
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