漏刻博士(ときもりのはかせ)たちの休日　(オリジナル)

【ちょろっと解説】実際に律令制時代にあった官職を元に描いたふぁんたじーです。

【歌詞】

意外と知られてない仕事です　ワタシもまだ
新人ですが　“時間の流れを調節している”
簡単に言うとそんな場所　漏刻博士はたった
一人しかなれない憧れの役職　ちなみに
ワタシは20人いる守辰丁の一人です
きしむ廊下の奥の部屋の水の中に大きな砂時計
漏刻博士たちに休日はないのです　時間の
世界を管理してるから　でも時々時間をとめて
気晴らしするのです　誰にもそうアナタにも
ナイショで…

とにかく歴史のある職務です　覚えることは
ひとつだけ「“時刻”の流れを美しく」先輩が
つぶやいた言葉　漏刻博士はいずれ消えながら
“時間”の一部になるのです　それでも
やっぱりなりたいのです　この身が俗世を
離れても　刻む暦を司る水に包まれた砂時計
漏刻博士たちに休日はないのです　時間の
世界を管理してるから　でも時々時間をとめて
気晴らしするのです　誰にもそうアナタにも
ナイショで…
水時計をみがく音すら
“セイカクニセイカクニ”
この古い建物の外の喧騒とは真逆の律動で

漏刻博士たちに休日はないのです 時間の
世界を管理してるから　でも時々時間をとめて
気晴らしするのです　誰にもそうアナタにも
ナイショで…誰にもそうアナタにも
ナイショで…