普通に馴染んで並ぶ
一軒家の窓の向こうには
月の光さえ届かない

暗闇の中
私には神様だけがいた

嗚呼
私をこの世に産み落とした
私が育ち眠る居場所を
与えたもうた貴方が
大好き 大好き 愛しています
どれだけ罵倒に泣き疲れても
貴方さえいれば


普通に毒され笑う
壁の向こう側の人間は
不可視なものに無関心だ

目覚めるごとに
信心を説く崇拝者たち

嗚呼
私をこの世に産み落として
私が育ち眠る居場所を
与えたもうた貴方は
私を 私を 愛しているはず
どれだけ傷つけ嘲笑っても
耐えてさえいれば いつかは…


寄り添わない
抱き締めない
傷さえ 与えてやったと威張るだけ

感謝もない 
気づかない
どれだけ 叫び祈っても助けない

そして私は今更気づく
神は 母より劣っている


嗚呼
神は老いたりなどしないけど
この先不自由もあるでしょう
私に祈り泣いても
神様になんてなる気はないから

バチがあるならば当ててみなよ
崇拝者の罵倒に混ざった
血を分けた兄弟とも
取り合う価値などハナからなかった
この世に産まれた意味も居場所も
人間いつからでも探せるさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞だけ】神様になりたかった貴方へ

毒親と子供

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投稿日:2022/01/15 18:14:52

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

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