明けない夜
A
生れ落ちた意味を
考えないで笑う日はあるけど
生かされたことの理由を
考えないで過ぎる日はなかったよ
渡されたものの重さを
渡された言葉の価値を
受け止めるには僕ら
まだ幼過ぎた
B
僕らは今日も
昏色の空の下…
サビ
雪の日も雨の日も風の強い日も
あなたがいて 僕らがいて
それでよかった
それ以上の願いなど
幸せなど無いのだと
気づかなかった
A
差し出された手を
すがるように掴んだあの日から
与えられるままに
笑う僕がいた
B
僕らは今日も
昏色の空の下 彷徨う
サビ
明けの日も冴えた夜も血赤夕暮れも
あなたが笑えるなら それでよかった
泣きながら上げた声は
あなたにはもう届かない
気づいていた
あなたの無いこの世界で
僕らはただ息をして していく
明けない夜の中を
泳いで 溺れて また落ちていく
恨んで 憎んで 壊して 足掻いて
(雪の日も雨の日も風の強い日も)
足掻いて
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