突発的偶然性の首輪が締まって
絶対的運命性の退路が断たれて
今日も昨日と同じと思っていた


眠りの合間に空へと帰った
天使の暇(いとま)は一瞬だった
ハッと気付いたときには「さよなら」
夢見の心地はそんなに良いか
いつもの景色が一瞬だった
ハッと気付いたときには無言でバイバイ バイバイ
未来が嘲笑(わら)ったような気がした


小さな灯火よ 消えないでいて
いつまでも風を送るから
すでに折れたろうそくに息を吹き続けた
大きな幸せよ 絶えないでいて
これからも愛を送るから
ものも言わぬ思い出に声をかけ続けた


僅かな記憶を残して帰った
天使の時間は一瞬だった
ハッと気付いたときには「さよなら」
悪夢のままならどんなに良いか
いつもにならない一瞬だった
ハッと気付いたときには無言でバイバイ バイバイ
運命(さだめ)が嗤ったような気がした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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テンシガエリ

SIDS:乳児突然死症候群。主に乳児が睡眠時に原因不明の死を迎えること。

閲覧数:110

投稿日:2022/03/24 01:07:39

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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