【A】
機械仕掛けの鳥
その囁きは謳う

終焉へと誘う
暮れなずむ夕陽

【B】
階段を上っていく
無機質なドアの先

開けた空はいつでも
曖昧な色

【C】
ねじれた機械の音
流れたまま 止みもせず
ずっと傍にあった音
いつも聞いて
いつの間にか
覚えていたメロディ

【D】
諦め 絶望 闇
部屋の隅で待っている
夜の帳
包み込んでくれる
そんな明日
やって来ない
そんなの知ってる

【A】
赤黒いレンガの
強く脆い建物

夕陽を投影する
影法師は無い

【B】
失くした大事なもの
すぐ傍に在ったはずなのに

本当は沈んでいく
赤褐色へ

【C】
歪んだ機械の音
ふと 耳を澄ましてみる
ずっと傍に在った音
いつの間にか
途切れていた
音の無い世界に

【C】
消えていったあの音
それによって動き出す
夜の帳が世界を
覆い隠す
今 確かに
陽は見えなくなった

【D】
期待 希望 瞬き
広い部屋の真ん中で
ひとすじ射す
明日へ繋がっている
初めて見た
朝の陽射
ずっと待っていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

[last/rust/lust]

もふてゐ様の楽曲(http://piapro.jp/t/GB09)に歌詞をつけさせて頂きました。


聞いた時のイメージそのままをお伝え出来たら嬉しいです。


rustかなと最初思ったのですが、lastもlustも当てはまる気がしたので。

[last/rust/lust]でラストと読んでしまいます。


前のバージョンにひらがなあります。

閲覧数:254

投稿日:2011/10/19 11:24:22

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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