rallentando 恋の終着点
感情的に なっていく ことも無いまま
どうしたって 貴方見失って
decrescendo 私 哀色fermata

明快を 飾り立てた
口先で 紡ぐamore
抜け殻の 虚ろな日を
また踊る 落ちていく

停滞に 赤の花を
詞は淡々と 伝うdolore
ふらふらの 手を翳して
顔を隠した

三秒前の記憶を辿っても
そこに在るのは知らない人
息もできない貴方を見てた
私は ただ 笑っていた

rallentando 恋の終着点
感情的に なっていた ことも忘れて
「どうして」って 縋り泣いたって
磨り減っていて 取り戻せないね

rallentando 恋の終着点
盲目的に なっていた そのままでいて
愛していた 貴方見失って
decrescendo 私 哀色fermata

曖昧を 身に纏わせ
指先で 繋ぐ思い
抜け殻の 虚ろな目で
また踊る 堕ちていく

正解に 青の花を
暮れない藍に 道標を
揺ら揺らと 木馬のように
引き伸ばし続けて

ritardando ひとつ終止線
引いて もう全て 終わりにしよう
da capoは もう要らないよ
これ以上は 疲れるだけ


三秒前の記憶を辿っても
そこに在るのは知らない人
枯れ果てた赤の花を見てた
私は ただ 俯いてた

rallentando 十色 臨界点
感傷的に なっていた らしくないな
dal segnoは もう要らないよ
立ち止まんないで 振り返らないで

rallentando 恋の終着点
感情的に なっていく ことも無いまま
どうしたって 貴方見失って
decrescendo 私 哀色fermata

哀色fermata

哀色fermata