青空を探しています
でも見えませんでした
代わりに雨が降っていました
傘は壊れそうでした
冷たい風に勝つ力なんて
持っているわけもありませんでした
傘なんて捨ててしまえと思いました

苦しかった 生きるのが
わからなかった 何がわからないのかわからないことが
ただ毎晩布団の中で1人で意味もなく泣きじゃくって
自分をいじめて
少しずつ自分を殺しました


青空を探していました
もう見れる気がしません
体に雨が叩きつけます
傘は飛んで行きました
冷たい風に勝つなんてことは
自分にはもはやどうでもいいんです
傘なんて必要なかったかもしれません

悲しかった 生きてるのが
もうやめました 何がわからないのか考えることを
ただ毎朝目が覚めるのが怖くて覚めるなと願いました
自分がいなきゃ幸せになる人 増えるでしょう


''死にたいなんて言うな''
''絶対死ぬな''
''周りが悲しむ''
そんなのどれも届きやしない
届くと思うの?
もう 届く言葉なんて…

「お前が死んだら俺は悲しいよ」


嬉しかった その言葉
わからないなら 君が寄り添ってくれる? それを見つけるの
''また明日''っていう言葉をとうとう好きになれる気がするよ
自分がいなきゃもしかすると誰かが悲しむのかな


青空を探しています
でも見れる気がします
体に雨が当たらないよう
君が傘をくれました

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君の傘

私の傘はもうないけれど。

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投稿日:2021/03/28 18:35:58

文字数:602文字

カテゴリ:歌詞

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