一人ぼっち歩いているよ
景色も見ずにひたすら下を見て
真ん中からちょっと左寄りに
僕の足跡が残る一本道

僕の上を歩いて行く人
僕に気づかずに過ぎ去って行く
いつの間にか消えていった僕を
知っている人は少ないだろう

僕の想いが誰かに伝わった時
誰かの心の中に
僕は確かに存在しているだろう

雪の長い道を歩いて来た
僕の足跡を残すために
風の吹く道を歩いて来た
誰かの足跡を残すために


一人ぼっちずっと待っているよ
景色も見ずにひたすら上を見て
真ん中からちょっと左寄りに
僕の想いが残る分かれ道

僕を見ながら歩いて行く人
僕の想いは伝わらなかった
いつの間にか消えていった僕を
慰める人は居ないだろう

僕の涙が誰かを濡らした時
誰かの心の温もりに
僕は確かに救われたんだよ

雪の長い道を歩いて来た
僕の想いを届けるために
凍える寒い道を歩いて来た
誰かの想いを届けるために


長い旅路の果てで君に出逢った
眩しい笑顔を僕に向けてくれた
僕が消える時は君の温もりの中がいいな
僕が消える時は君の心の中で……


雪の長い道を歩いて来た
僕の足跡を残すために
風の吹く道を歩いて来た
君の足跡を残すために

凍える寒い道を歩いて来た
君の想いを届けるために
独りぼっち 歩いて来た
僕の想いを 君に 届けるために


消えていった僕の想い
白く残る 君の心

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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雪と僕の足跡

ひとりぼっち
小さく儚い僕を
誰かに、……君に見つけてもらいたかったんだ――

冬、「僕」の足跡、「僕」の想い。

――――

少し、幼くしよう、と心がけて描いたもの。
「僕」という一人称で「僕」の想いを伝えようとしているものなので、真っ直ぐな感じを出したくて。

ひたむきに、切なく、むなしさと悲しみを抱いて、冷たさと温かさを知る。

構成:AABサビAABサビCサビサビ´D

閲覧数:113

投稿日:2013/01/20 15:58:34

文字数:584文字

カテゴリ:歌詞

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