ミクさんマジ天使とか。リンちゃんマジ天使とか。



認めましょう、私だって二人は天使だと思います。





ですがあえて言わせてもらいましょう。





ミクさんとリンちゃんが天使なら。










ルカさんは神であると。










ルカさんをhshsしたい。
ウザったそうな顔をし始めるまでhshsし続けたい。
だんだんと俺を蔑むような眼に変わってくるがまたそれも乙であると悦に入りたい。


ルカさんに案内されてヴォカロ町の視察に行くことになり、
その最中試しに『デートみたいだな』と言ってみたところ
無言で踵落しを喰らいたい。
余りの衝撃に地面から抜けなくなり、流石に慌て始めめーちゃんに泣き声で電話するルカさんを眺めながら気を失いたい。


ルカさんの胸の飾りは金管楽器をイメージしているそうです。
そんなルカさんの胸飾りをルカさんが寝ている間に和太鼓のキーホルダー(1個150円)とすり替えいつ気づくかなと思いながら部屋を出ようとした瞬間、
一瞬のうちに後ろに忍び寄ったルカさんによって叩きのめされ、朝起きてみると顔に『馬鹿め!!』と落書きがされているのを見て自分の無謀と無能を嘆きたい。


ルカさんに鞭でしばかれたい。
最初はあまり乗り気じゃなかったルカさんが徐々に楽しそうな顔になっていくのを見ながら、
自分のしたことは間違いじゃなかったと思いつつ出血多量で意識を失いたい。


ルカさんが『ヴォカロ町　巡音ルカ』で検索し、俺の投稿したテキストがずらりと検索結果に並ぶのを見て嬉しそうにするものの、自分の功績が一つも出ないことにショックを受けているのを慰めたい。いやでもそれは出ませんよルカさん。


ルカさんがコスプレをしようとしているのを見て、何のコスプレをしようとしているのか聞いてみたところ
『どっぐちゃんコスだよ』と言われたので
ゆるりーさんにも声をかけて本家＆ルカさんのスーパー撮影会を企画したい。
それをルカさんに感づかれ潰されそうになるが、
『一生可愛くてきれいなルカさんをとっておきたいから』と言いくるめようとしたところ、
『や、やだぁもー///』というルカさんのボクサー顔負けの破壊力のビンタを喰らいたい。


突如としてロリ化したルカさんにどう接していいかわからずとりあえず全力で写メェしていると
『そんな撮らないでよぉ……』
と上目づかいで見つめられそのあまりの破壊力に鼻血吹いて気を失いたい。


ヴォカロ町視察でハクのバーに行ったところなんとルカさんがお手伝いでバーテンダー姿をしており、恥ずかしがるその御姿を360度全方位から写真に収めたい。
ついでにそのままカクテルを注文し『未成年飲酒禁止っ!!』と空き瓶で殴られたい。


ルカさんが俺のことをしょっちゅう見下してくるので
『俺だってやりゃあできんだぜ?』とアピールするが、
『例えば?　例えばぁあ?』と執拗に尋ねられ思わず返答に困りたい。
だが言葉攻めもまたいい。


魔導士に興味を持ち始めたルカさんに
『エルルカさん私を封印してください!!』と叫ぼうとしたが、
言うよりも速く心を読まれお札を貼られたい。
更にその上から拾い物の錫杖で『悪　霊　退　散!!』とばかりに打ち据えられたい。
ルカさんそれは魔導士じゃなくて法師です。弥○様ですよ。


刑事の仕事がハードで疲れを見せ始めたルカさんの肩をもんであげたい。
しかしバイオメカたるVOCALOIDの肩はそうそう易々と揉めるものではなく
結局自分の手を壊し逆に治療されたい。
赤チンを塗られているが疲労骨折に赤チンが効くとかそういうことは考えてはいけない。
なぜならルカさんは最強だからだ。


御蔭で余計に疲れてしまったルカさんが俺を背もたれに寝入ってしまい、ついついうっかり抱きしめようとしてしまいたい。
瞬間本能的に飛び起きたルカさんに頭突かれたい。
頭突かれた直後偶然ではあると思うが柔らかなものが頬に触れたのは決して夢じゃないだろうと信じながら気を失いたい。


ルカさんの視力は本気を出せば赤外線紫外線すら見ることができるが、
そんなルカさんでもメガネは似合うだろうと伊達眼鏡をあげたところ、
似合いすぎて見とれてしまい、
『な、何見てんのよっ///』と恥ずかしがるルカさんを温かい目で見守りたい。
御蔭で蹴りが飛んできても気にしない。


『ずっと前から好きでしたっ』というメールをルカさんからもらい心臓発作を起こしたい。
死にかけながら『俺もだルカさあああああああああん!!!!』と返信したところ
『うふふ……これからずっと一緒ね(はぁと)』と返ってきてドキドキした後

『はいテスト終了。あんた結構詐欺に引っかかりやすいわね、もう少し用心なさい』

とネタばらしされ落ち込みたい。
本人からそんなメール来たら引っかかるに決まってるじゃないですか。











ここまでの妄想を全て『心透視』で見抜かれたい。
そして

『覚悟はいいわね?』(びしーんっ)

とばかりに8本の鉄鞭を構えられ自らの終焉を悟りたい。





でもそれでいいんです。

俺に妄想の余地すらも抱かせず、だけどそれでいて俺だけの存在でいてくれる。


そのためにあなたの『心透視』があって。





だからこそ、ルカさんは俺だけの『巡音ルカ』なんだ。










そんなセリフを呟こうとする前に、蛸足滅砕陣を喰らって意識を失いたい。