君が好きな音楽を聴いて
目蓋閉じて 夢を見ていた
伝う術はもうとうになくて
悲しいなって 呟いてみせた
まだ終わらない 世界の隅で
後悔の足音を鳴らした
すべてが途絶えそうな頃に
わたし必ず逢いに行く
空は極彩色に眩んでる
きっとそれはとても綺麗なんでしょう
いつか読んだ絵本を開いて
指でなぞり 過去に重ねた
繋ぐ糸はもう既に朽ちて
約束なんて 守れそうにもない
最後の夜は ありきたりなほど
残酷で見透かされそうでも
すべてが途絶えてしまうなら
わたし何度も繰り返す
君が絶望のなか泣いている
此処の水の軋む冷たさに沈んだ
すべてが途絶えそうな頃に
わたし必ず逢いに行く
空は極彩色に許されて
だから今もとても綺麗なんでしょう
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