「エンドロール」

作詞:切儚
作曲:モノオキP

…あとは、僕が頷(うなず)けばすべてが終わる
さよならの前に きみの瞳(め)はもう遠くを見てる
わかってた いつの日か、こんな時がくること
僕らはこれ以上 同じ道を歩けないこと

満開に咲いた桜が美しくて
見上げた空は 嫌味なほど晴れ渡っていた
世界中がこれからのきみの行く未来を讃(たた)えてるみたい
この別離(わかれ)が“正解”だって

もし今、ここで泣いて
惨(みじ)めに縋(すが)っても何も変わらない
それなら せめて、その眩しさに負けないように

“僕なら大丈夫”って無理矢理にでも笑った
どうしたって割り切れなくても笑った
嗚呼、滑稽(こっけい)だ
自分でも情けなくなるほどに
涙ぐんで声が震えていた

夢を語るきみの横顔が好きだった
ただ真っ直ぐで あどけなくて 大人びてもいて
気づけば、その夢に僕は取り残された
なんて皮肉で 馬鹿みたいな結末だろう

まだこの手を伸ばせば
触れられる距離…だけど、もう届かない
不思議だね 僕ら、誰よりも近くにいたのに

何かを選ぶために何かを置いていくこと
それはきっと きみが培(つちか)った“強さ”
嗚呼、可笑(おか)しいな
悔しくて堪(たま)らないはずなのに
最後まで きみはとても綺麗だよ

僕らの恋はこれで終わってしまう
映画だったらエンドロールが流れ出す頃だ
ラストシーンの向こうには何があるんだろう
今はただ…

“僕なら大丈夫”って無理矢理にでも笑った
どうしたって割り切れなくても笑った
嗚呼、滑稽(こっけい)だ
自分でも情けなくなるほどに
涙が止まらない

何かを選ぶために何かを置いていくこと
それはきっと きみが培(つちか)った“強さ”
嗚呼、可笑(おか)しいな
悔しくて堪らないはずなのに
最後まで きみはとても綺麗だよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

エンドロール

スガノモノオキさんとのコラボ第2弾は、春のお別れの歌です。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=HTx25UP2MbY

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投稿日:2021/06/27 10:58:47

文字数:776文字

カテゴリ:歌詞

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