それは晴れた ある日のこと
いつもの時間 バス停にいた
彼はいつも5分前に
私に「やあっ!」って手を振る 笑ってさ

横に並ぶ 彼を見上げ 私も笑う
「今日もギリギリ」
「ゴメン!今日はこれを君に」
差し出された手には小さく
真っ白な紙袋が揺れてたんだ
「ほら」

箱を開ける 君を見つめる
驚く顔が 可愛くってね
君のために 選んだんだ
ピンク色の花形ネックレス

君は嬉しそうに 抱きつく
「ありがと」って抱きつく
世界で一番幸せな時間で
こんな時間 何にも変えられない
変えたくないんだよ もう二度と
壊されるなんて 有り得ないだから…

~台詞~

誰も予想しない方向へバスは向かう
まさかこんな日になるなんて…
だから神様は嫌いなんだ

ひしゃげる車体 迫る座席
血まみれで宙舞う人々の波
紙袋を僕らをガラスの破片が 襲う

幸せだったはずの朝に
みずがめ座最下位の朝で
僕らが死んだのは そんな日だったんだ
そんな晴れの日に…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【オリジナル曲】RE;HIDE

「水瓶座最下位だった日の悲劇」

《流れ》
(結衣目線)いつものバス停で慶を待つ結衣

(結衣目線)慶が結衣へサプライズ

(慶目線)結衣が喜ぶ半面、とある昔話を思い出す

(結衣,慶)[【童話】ハイド]の回想

突如、バスが車線を外れ始める

バスと共に崖を落下。
二人は物語の姫と王子と同じように
二度と帰ることはなかった…end

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投稿日:2014/08/03 00:30:27

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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