音楽の引き出しを増やす旅

前の記述のように私が音楽に目覚めたのは小5くらいで
(と言ってももう40年以上前なので私はオッサンですが)
中学になってからも聴く方が多かったですが妹がピアノを習って
いたのもあり家には(当時珍しいソ連製のピアノCHERNYだったか、あった。)
妹は中学になるとそれほどピアノの前に座らなくなったがその代わり
私が座って出来もしないピアノを適当に弾いていました。それが作曲の始まりで
Return from the labyrinthやFallen leaves danceやCataclysmのミュージックチップを
この時点で作っています。

それ以降は聴く音楽の幅が広がり、というか中学生にもなると友達から
いろいろ勧められたりしてして勝手に広がるもので、その頃にアイアンメイデンや
Mr Misterやデッドオアアライブや様々を聴いていくことになります。80年代は
いろいろな音楽が混在する熱い時代だったので時間が足りないくらいだったように
思い出す。また後で「推しの音楽」の続編も書いていきますが、ジェームスブラウンは
ロッキー4のサウンドトラックにあってその時にファンクだとかソウルだとかに
初めて触れました。DDを聴いていた身ではありますが当時からかっこいいなと思った。
その後DDもノートリアスでファンクロックテイストなものをリリースしヒットした。

ビートルズを知ったのは早くて3歳くらいの時にポンキッキのオープニングで
マジカルミステリーツアーを聴いて衝撃を受けたのが初めてです。
もう50年も前の話ですか。。。
しかしこの時はバンドがどうのこうのということは分かりません。
ガムか何かのCMでプリーズプリーズミーを聴いて
良い曲だなぁと思った。母親がビートルズ世代なので教えてもらった。
レットイットビーも小学性の授業ではない歌唱本に
日本語で歌詞付けされたヘンなやつを歌った気がする。高校の時にラジオでビートルズ
特集を聴いて全部が繋がり自分が生まれる前の音楽も良いものがあると思った。

その後、高校卒業して社会人になるとCD買うのも何枚も買えるようになるので
いろいろ買って聴きだします。鹿児島から上京した友人からバングルスの存在を知り
GHitsを買って女性アーティストにも凄いのが居ると思った。
この頃にU2を聴きこんでいます。
田舎に戻ってからは丁度DTMが黎明期でMACで作曲始めます。MACは漫画を描くために
買いましたが当時はまだそれらも黎明期でちゃんと環境が確立されていなかったので
カネ掛ける割には出来ることが少なかったのと漫画を描くのもおっくうになっていたので
音楽にシフトしていった。

その頃にCosmic Pioneerの原形が出来た。ハードロック調の音楽にしたかったのですが
ヘビメタはアイアンメイデン以来聴いていなかったのでそうにはならなかった。
これではダメなので60年代や70年代のロックを求めてジュダスプリーストやKANSAS、バッドカンパニー、ディープパープル、KISS、エアロスミスなどを聴いています。
会社の先輩に強制されて参加したバンド活動でクラプトンをやったので(末席でキーボードを)
その頃にブルース系を聴いています。

最近ではそういった旅をさらに掘り下げるためにビートルズやプラプトン、その他のHRやHMの
原形を作った50年代や60年代のR&Bやブルースを探求する旅に出ています。
今では王御所と言われている一流ミュージシャンもこういった音楽の影響を色濃く受けている
ことを知れるのは貴重な経験です。新しい発見をすることに年齢は関係ないので山田かまちが
言うように「感動する」ことは人生を豊かにする。

あこがれのアーティストのような音楽を作りたい!と思っているし、努力していますが
彼らの足元の数キロ手前すら行けていないことに自虐的な気分にもなります。
しかし、それが生きて行く上では必要なことで登り切ってしまったと思ったら
おしまいだと思うのでもある。そのためには知らない世界を知ることをし続けたいと思う。

で、この文章で何が言いたいのか?と言われそうですが、作曲にはいろいろな引き出しが
必要で誰かの曲が良いからそういう曲が書きたいと言ってもその人もいろいろな音楽を
聴いた末に作った曲なのでその人の曲だけ聴いたのでは引き出しが少ないので音楽を作るのに
は難しくなるということです。
前述のとおり世界的なヒットと今でも会場が満員になる大物アーティストも初めはあこがれの人
のような音楽が作りたいと思って始めています。彼らですら自伝を見てみるといろいろな
アーティストの音楽を聴いています。
今回はそんな探求の旅を自分もしてきたし知らないことを知ることの大切さを語った回です。
その旅は今も続けているし、これからも続けるでしょう。しかし、コピーするのではなく
あくまでも引き出しを増やすことが目的です。それらしく出来たとしても自分の能力では
耳コピも絶対音感無いし、経験も少ないから完璧には出来ないのでムリです。
自分のメロディにエッセンスを加えるためにも古いものからも学ぶことが出来るということです。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

音楽の引き出しを増やす旅

作曲したいと思っているけどなかなかできない。
それはおそらく引き出しが少ないからだと思う。自分が出来る方だとは思わない。中には1週間に何曲も作る人がいるから彼らに比べれば大したものではない。そういう兵に近づくためには引き出しを多く持っておかないといけない。よほどの才能がない人は努力するしかない。

そんな場合一番いいのはいろいろな楽曲を聴くことだと思っているので自分がどういう道を歩んできたのかを書き連ねました。ヒマなら読んでみて下さい。60年代、70年代も良い音が多い。私は80年代が青春時代だったからそれ以前についてはあまり知りませんでしたが社会人になってから地道にCDを買ってはコヤシにしてきました。

よくファンキーな曲とかソウルフルと言いますがそれって何?と思っている人は最近はつべがあるのでぐぐって簡単に調べられます。
文章にはそういった過去のアーティストの名前も出てきているので興味があれば聴いてみて下さい。ボカロメタルもメタルが基本ですがメタルって?単に雰囲気の問題?いや微妙に違う。HRとメタルの境界線には違うものがあるのでそういう探求をするにも過去の名曲を知る必要があります。

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投稿日:2024/01/18 16:58:04

文字数:2,157文字

カテゴリ:その他

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