メロンの国で会いましょう

目まぐるしいほどに変わる素敵なもの
ひとつふたつ追っては
目が回ってしまう
失ったアイとかを飴玉で満たして
だけどそれだけではお腹が空くね

知らない事も知ってる事でも
君と一緒ならば美味しく感じられるんだ
見えない物なら見えないままでいい
わからなくなったならいつでもおいで

朝を迎えに行く暗い部屋飛び出す
オカルトにあふれた
夜空に匙投げた
静かに笑ってる見えないオバケたちに
おまじないをそっと一人唱えた

寄り道したり立ち止まってみたり
取り残されてる心は一人迷子に
行き先決めずに走って疲れて
もし倒れたなら助けに行くからね

あれからどれほど過ぎた
眠る度に失った
記憶を掻き集めても
なんだかいびつなかたち

空の上でも海の彼方でも
君と一緒なら何処へでもいけそうだった
また会えたならメロンの香りのする
素敵な国そちらで会いましょ