遠く離れた雲が割れる空
君の顔を思い出す
赤白い思い出
懐かしさに似た幻なのかな

裂けた藍色の無重力
ゆらゆらと漂う
覚えのない想像力
きっとそうだよ。

君の笑い声
消えてしまうかな
忘れたくないと叫ぶ声がする

思い出してみようよ
確かなあの日々を
そうだ、きっと
忘れちゃいけないはずなんだ

(大切なんだ)
深くしまい込んでちゃ宝の持ち腐れ
今すぐ探しに行こう！


大切な人がいた
愛を差し出して
こんな僕への贈り物
忘れちゃいけない人


遠く離れた雲にお別れを
風が吹き飛ばしていく
雲ひとつない空
雨が降るようにぼやけていくんだ

今でも思い出す
あの夜は君と見上げた空に
花が咲く夏祭り

思い出してもいいよ
忘れないでいてよ
このまま一生引きづってでも
連れて行くんだ
(置いていくもんか)

歴史を学ぶように
思い出も知っておこう
きっと役に立つはずさ


掌いっぱいにあなたが込めた愛が
伝わる温もり今でも覚えてる


思い出したなら
さあ歌え僕への備忘録
思い出して…


思い出してみようよ
深くもっと深く
そうだ、きっと忘れていた
自分に会えるさ
(大切なんだ)

深くしまいこんで
忘れてしまう前に…

音楽は鮮明に思い出せる思い出
この歌こそが夢じゃないと言える証明だ
「変わらないもの」があると信じる勇気で
もう一度思い出してみよう