暗い

暗い森の中に

銀の月の明かりが草原を包むころ

ブラームスが一人で

ナイチンゲールのつがいが囁いているのを聞いている

永遠の愛を見つめているその瞳を通して

沢山の哀しみは

草むらの影に

もっと暗い場所へと

逃げるようにひるがえる


歩く

歩く

暗い森の中に

実を食べずに帰る人々が

朝焼けの暖かさに涙を流して

消えてしまった遠い日の愛する人よ

誰もこの苦しみを知る事はない

哀しみは光の中に隠れていく

暗闇の方へ

一人の朝がまた始まりそして終わる

終わる時に始まる

始まりまた終わる

銀の月が語りかける頃に

彷徨い歩く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

5月の

閲覧数:19

投稿日:2022/09/10 06:22:38

文字数:284文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました