舞い散る灰雪は
窓の外の風景
過ぎ行くこの時間(とき)を
凍らせることも出来ず

始まりと終わりだけを
綴り続けるこんな世界で
いつの日か微笑んでくれた
誰か(きみ)はもういない

思い出すのは白い闇の中
無機質な電子の音
ここにある声 光 温もりが
遠ざかっていくだけ


降り積もる絶望は
巡る日々の後悔
拙く動いてる
ガラクタは何のために?

長く伸びた視界の果てに
輝く一つの奇跡
繭の中で微笑み眠る
誰か(きみ)を見つけた

覚えてますか?
深い水の底 光差す瞬間を
優しい人の愛に触れたくて
その手伸ばしたことを

継(つ)ぎ接(は)いだ心臓と花束を
散らしてしまえたらいい
そんな理想を切り裂いて泣いた
嗚呼 僕の弱いこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

スノードロップと3月病棟

生命の始まりと終わりが入り混じるこの場所を
僕はいつも見つめていた

***

歌詞募集にて落選しましたが何となく消せないので
歌詞募集タグをつけさせていただきました(ついでにちょっといじりました)。

タイトルの3月病棟とは3月は出会いと別れの季節、
また、雪が溶けて春の訪れ(未来への希望的な)を表す意味でつけたというのは半分嘘で
語呂がよかっただけですスミマセン。

閲覧数:436

投稿日:2014/02/10 22:36:58

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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