哀感の波に流されそうな夏が来る前に
自転車を漕いで逃げ込めばいい 簡単だ
この街の静寂と束の間でも息ができたなら
出生のことなどなんてことはない

勝手に笑っているジョージ殿が鼻につくのなら
今日だって彼女は元気なのだろう ロウジー
透明な感情が出口を求め始めたなら
その時はペンを取るべきなのである

いつだって彼らはじっと考え続けているのだ
遠くのことでも身近なことでも
感情が暴走して傷ついて笑っていても
何も言わないで頷くのだろう

ただ漫然と日々を送るのをよしとしない僕らはもう 
疲れ果てても足を止めないのだ
快晴とノスタルジーが胸に残ってしまうから多分 
ずっと前からこの街が好きだったのだろう

「心象を疑わずにいつだって間違っている 
こんなんじゃいつまでも変わらないまま」
そうやって抱いていた諦観に笑って見せたのは
夏に背を向けた街のあなたでした

「ただ純粋な気持ちだけで生きていけると思っているから
これからも今のまま僕のそばでいて」

今日も僕は彼らを傍に置いて歌を歌う
すぐにまた行こう 「ブラックスタブル」まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ブラックスタブルまで 歌詞

『ブラックスタブルまで』という曲の歌詞になります。

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投稿日:2017/08/21 21:46:46

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

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