制服のリボンが光に溶けた
打ち上がる花火の音響く＜響く＞
８月の夜空に


音楽の趣味も　性格も違うのに
私たちはすぐ仲良くなってた
恋した日は　お菓子を持ち寄って
秘密会議　夜が明けるまで話してた

瞳に反射したオレンジ
繋がって　ね、星座みたい

時は振り返らず駆け抜けていく
みんなに出会えたことが一番の幸運なんだ
制服のリボンが光に溶けた
夏空に咲く花火が綺麗で＜綺麗で＞　
目が離せなかった


いつかはたぶん生まれた街を出て
それぞれの夢追い掛けていく　わかってる

ぽつり零れた寂しさは
最後の花火に搔き消された

たくさんの想いを教えてくれた
かけがえのない青春（じかん）は色褪せない宝物だ
もし泣きたくなったら思い出せるように
この群青（あお）い空へ叫ぶ　未来へ＜未来へ＞
ずっと大好きだよ


◇◆◇◆◇ かな ◆◇◆◇◆

せいふくのリボンが　ひかりにとけた
うちあがる　はなびのおと　ひびく＜ひびく＞
はちがつのよぞらに


（おん）がくのしゅみも　（せい）かくも　ちがうのに
わたしたちはすぐ　なかよくなってた
こいしたひは　おかしを　もちよって
ひみつかいぎよるがあけるまで　はなしてた

ひとみにはんしゃした　オ（レン）ジ
つながってねせいざ　みたい

ときはふりかえらず　かけぬけていく
みんなにであえたことが　いちばんの　こう（うん）なんだ
せいふくのリボンが　ひかりにとけた
なつぞらに　さくはなびが　き（れい）で＜き（れい）で＞
めがはなせなかった


いつかはた（ぶん）　うまれた　町を出て
それぞれのゆめおいかけていく　わかってる

ぽつりこぼれたさび　しさは
さいご（のは）なびにかき　け（され）た

たくさんのおもいを　おしえてくれた
かけがえのないじかんは　いろあせ（ない）　たからものだ
もしなきたく（なっ）たら　（おも）いだせる（よう）に
このあおい　そらへさけぶ　み（らい）へ＜み（らい）へ＞
ずっとだいすきだよ