一番槍を駆け抜ける

蒼天の下 駆け巡る血潮が戦場を赤く染め上げる頃
六文あればそれで十分と掲げる旗は揚々として
この世界でただひとつの揺るぎないものを掴みかけている

一度走り出せば流離も躊躇も何もかも通り過ぎる
風景 雑兵 その消失点
生きた証拠をただ刻みに征く
いざ花と舞え 吹く風の中で
美しく在れ 永久に

一番槍を駆け抜ける

夕去りの空はくるくる その表情を鮮やかに変え
蝉時雨が耳を刺す 一期 それは夢でしかない

一度変わりだせば武士も戦闘も何もかも置き去られて
歴史 価値観 その消失点
振り返ることもせず進んで征く
さあ燃え上がれ朽ち果てるまで
誇らしく在れ 永久に

一度走り出せば流離も躊躇も何もかも通り過ぎていく
風景 雑兵 その消失点
振り向くことは無い 進むだけさ
ただ風のようにそして花のように
美しく在れ 永久に

一番槍を駆け抜ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

生命、唐紅に岩躑躅

テーマは真田幸村です。

閲覧数:54

投稿日:2013/01/07 22:22:59

文字数:386文字

カテゴリ:歌詞

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