砂に指先で
書いた手紙を
銀色の波が
攫って行くよ
夕闇に浮かぶ
街の明かりに
見惚れてた頬を
風が撫でてく
あの一つ一つに誰かが
息づいて
今日を生きてるそう思ったらふと零れた
「アイシテル」
世界の片隅で愛してる
片隅の此処でねえ愛してる
全てが素晴らしいと言える世界じゃないけど
流れ星たちも
夢を持ってた
燃え尽きてもなお
想いは消えず
その一つ一つが誰かの
胸に宿って
当たり前と言える日々を繰り返す
そうして
誰もが生きている
世界の片隅でねえ生きている
全てが愛おしいと言ったなら嘘になるけど
この世界の片隅から
ただひとりだけ
あなたが見つけだしてくれたの泣きだしそうな私
「アイシテル」
この片隅でねえ愛してる
ただただ愛してる
世界の片隅で愛してる
片隅の此処でねえ愛してる
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