BPM=210

ゆらゆらと揺れる炎 目に映り
過去の記憶が瞼の上 駆け巡る

儚き命が踊る 舞台上
大切なものなど無いと 知ってるのに

温もりが 人の言葉が
どれほど私を苦しめる？
失った筈の弱さが
何故こんなに愛しいの？

桜吹雪 散りゆく花弁
何度も見た筈の この風景
一人思う 戦う事が
運命（さだめ）だと言うのですか

変わりゆく思いに蓋をしながら
夜空の下 離れた故郷（ふるさと）を思う

今より弱くなりそうで怖くて
私は今も迷いの中 佇んだ

温もりは 必要ないと
切り捨てた過去に縛られる
募ってく 悩み苦しみ
明かせず時は過ぎる

紅葉が舞い 季節が変わる
新しい世界へ踏み出してく
森を離れ その先にまだ
希望はあるのでしょうか

巡り巡る 舞台の上で
何度も見た筈の この風景
けれど 怖い 何故なのでしょう
この痛み　忘れないで

春の香り 夏の彩り
心寂し秋に 凍える冬
変わってゆく 日々を感じて
終わらない旅へと行く

巡り巡る 舞台の上で
何度も見た筈の この風景
けれど 怖い 何故なのでしょう
この痛み 忘れないで