僕が住んでいた城はどうやら
砂で出来ていたようだ
触れてしまえば崩れてしまう
枯れた花はもう生き返らない

切り刻んだ脳内の僕は
虚像となって現れる
夏に舞った火花はもう見えない
冬に舞った雪は思い出せない
死んでくれれば、死んでみようか
死ねる勇気の持たない君が死にたいと叫ぶ頃

ヘッドフォンには今日も無が走る
地下鉄には消えかかった光
こんな僕が血を流して走る
あの影には笑った希望が見える

多分見捨てられたなと笑ったら
生死の境を渡る旅



君を救おうとしたこの僕の手は
君に届かなかったようだ
ちぎってしまえば壊れてしまう
枯れた涙は何処へ行った

拾い集めた宝物は今
光の闇に忘れられた
矛盾点を探して生きてきて
見つからずに笑い泣く愚か者
死んでくれれば、殺してしまえば
死んでも生き返れるさと言った泣きたくないよと叫ぶ頃

ヘッドフォンには今日も無が走る
毒された僕が流したこの血
そんな君が腐った夢を描く
あの影には笑った君が見える

多分生きては行けないなと笑ったら
僕の宝物を探す夢



時間は戻せないとよく言ったけど
時間を区切ったのはどこのどいつだ
たまに笑ってる奴がいるから
泣いてるやつが目立って

笑われるんだ



ヘッドフォンには今日も無が走る
背中を押され別れを告げる
どんな過去ももう変えられないさ
あの街には聴こえないかな
君には届かないかな

抱えていた宝物は何処かな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

(歌詞作った)〖人生像〗

僕は今日も見栄を張る

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投稿日:2016/07/16 21:54:23

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

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