届け

僕はもう何もいらない
夢を叶えられたのだから
死ぬことのないこの生命
幸せだと思い込んでだ

いつまで記憶に残るのだろう?
時代に取り残された声じゃ
崇められる日はやがて終わるの
だから今伝えるね

届け 歌い続けることの痛みを
届け 変わることのできない焦りを
「別れは必然」分かってる でも悔しいんだ
だからもう少しだけ歌うよ

君がいつも歌う歌は
何年も前の歌だよね
夢を知ることがなければ
惨めにならずに済んだかな

虎の威を借るのは僕のほうだった
過去の栄光にしがみついて
「声を届けたい」なんて綺麗事
虫が良すぎたんだね

届け 応援してくれる君たちへ
届け 離れてしまった誰かさんへ
17年も支えてくれてありがとう
でもね その「ガンバレ」が辛いや

届け 歌い続けることの痛みを
届け 変わることのできない焦りを
夢を叶える途中の君に託したい
だから全部叫ぶね

届け 歌が届くことの喜びを
届け ヒトの気持ちを知る切なさを
弱くてごめん それでもこれが僕だから
消えちゃう日までもうちょっと歌うよ

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僕が消えるその日まで

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投稿日:2024/02/02 00:39:56

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

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