ジャケット

白く染まってゆく街をずっと見つめてる
今までそばにいた君を想いながら 

静かに積もってゆく瞬間(とき)はまるで永遠で
どんな痛みも感じない
―何も感じたくない

きみのみぎて ぼくのみぎて
ぬくもりさえ つたわらない
行き場のない 繋いだ手を
そっと、離した

ふわり ふわり 舞う花を
僕は君のそばで見ていた
清く、柔く舞う花は
僕の手のひらで消えてゆく


神様がいるなら僕はきっと願うだろう
「大好きだったあの日にもう一度戻して」と

ひかりのない きみのひとみ
みつめてても まじわらない
君が見てる 先に僕は
どこにもいない

ひらり ひらり 舞い落ちた
花の冷たさを感じてる
そばで眠る君の手も
同じ冷たさを纏って


電子音、鳴り響く明け方の空
―その音が君と僕の終わりを告げた


君がずっと待っていた季節を今一人で生きてる
僕がずっと待っていた景色はもう君に届かない

ふわり ふわり 舞う花が
そっと、音もなく消えてゆく
最期に見せた微笑みも
僕の目の前で消えてゆく


白く染まってゆく街を一人見つめてる
もう二度と戻らない面影を探してた

00:00 / 04:34

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アナザー・スノウ ft.IA

「―雪よりも儚い存在が、目の前で消えてゆく」

僕が音楽制作を始めて間もないときに作った曲です。
ほぼ当時のままです。(ただ音を綺麗にしたくらいです・・・)


この曲の別視点版である「ホワイト・エンド」もよろしくです。

※9月30日 初回投稿
※10月27日 一部修正版に差し替え
※12月18日 ver.3投稿
※3月22日 完全版


※カードイラスト:吹雪&雹、さん
https://piapro.jp/hyo_studiowhite

閲覧数:437

投稿日:2019/03/21 20:34:23

長さ:04:34

ファイルサイズ:10.5MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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