夏色phantom


むせるようなある夏の日
うるさいくらいの蝉時雨
僕のことを照らす日差し
いつもよりもゆらりぼやけてんだ

思えばあれが走馬灯って
代物?記憶プレイバック
ありえない速度弾け飛ぶメモリー
それでもやけに憶えてる
微かな鉄の味それと
眺めるだけの大好きなきみのこと

目が覚めたら遠く街並み
行き交う人慌ただしげ
ジリリ灼けたアスファルトに
横たわる姿あれは僕だ!

これこそまさに超展開
召された命キャッシュバック
叶わぬ時間切れの物語
いやいや少し待っておくれ
今から恋の名場面
このままエンドロールなんてNO!NO!NO!

胸の奥伝えられずにいた想いは
夏色に染まる悲しいほど鮮やかな恋


手も足も出ないとは うまいこといったもんだ
触れたなら通り抜ける 透けた手とこの気持ち
君の元駆けつける 足までも透けだして
ふわふわと宙ぶらりん 涙さえ出なくてさ


考えてみたある夏の日
この僕にもできることを
頭の中君だらけさ
止まってた鼓動高鳴った今

ときには気配悟られて
恐がらせちゃうミステイク
悪気はないよでも気づいてほしい
自撮りの背景白い影
着替えるときは部屋出るよ
思い出がまたひとつ増えたね

その目には二度と映らない僕だけど
いつまでもずっと傍にいるこの夏に誓う


永遠(とわ)に眠る
その最期(とき)まで


また会えたなら伝えよう
照れずにいうよ
「君が好き」と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夏色phantom

後悔のないように

閲覧数:221

投稿日:2015/06/07 00:13:12

文字数:607文字

カテゴリ:歌詞

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