[1A(0:23~)]
遠く 彼方の空
そっと風に乗せられゆく
音も無く生まれて
咲いた 月に照らされ

[1B(0:44~)]
闇夜の中 僕は
ヒトリキリで 此処に
小さくても真白の姿
現世に 積もらせて

[1S(1:07~)]
今宵 舞い降りては消えゆく
一年先 馳せる想い
この身 焦がれて融けるならば
いつか願ったような 夢に抱かれて


[2A(1:42~)]
霞む 夜明けの空
やがて朝が 僕を襲う
眩むような熱に
抗うこともできず

[2B(2:03~)]
光の中 僕は
ヒトリキリで 此処に
儚くても確かな命
現世に 刻みつけ

[2S(2:26~)]
今宵 舞い降りては消えゆく
一年先 空の向こう
この身 凍てついて咲くならば
いつか願ったような 寒空の下

[C(2:48~)]
刹那の間に 吹き荒ぶ風
舞い上がる 暗き空に
冷たいまま 永久の
白銀となれたら…


[3S(3:34~)]
今宵 舞い降りて幾度目か
いくつの夜を 渡り消えた?
この身 欠けても次の冬の
空に還り咲き また此処へ

[Last S(3:56~)]
未来(あす)も 舞い降りて消えるだろう
幾年先 繰り返して
この身 融けて果て失せるまで
いつか願ったように この夜に眠る



(読み)
[1A(0:23~)]
とおく かなたのそら
そっとかぜにのせられゆく
おともなくうまれて
さいた つきにてらされ

[1B(0:44~)]
やみよのなか ぼくは
ひとりきりで ここに
ちいさくてもましろのすがた
うつしよに つもらせて

[1S(1:07~)]
こよい まいおりてはきえゆく
ひととせさき はせるおもい
このみ こがれてとけるならば
いつかねがったような ゆめにだかれて


[2A(1:42~)]
かすむ よあけのそら
やがてあさが ぼくをおそう
くらむようなねつに
あらがうこともできず

[2B(2:03~)]
ひかりのなか ぼくは
ひとりきりで ここに
はかなくてもたしかないのち
うつしよに きざみつけ

[2S(2:26~)]
こよい まいおりてはきえゆく
ひととせさき そらのむこう
このみ いてついてさくならば
いつかねがったような さむぞらのした

[C(2:48~)]
せつなのまに ふきすさぶかぜ
まいあがる くらきそらに
つめたいまま とこしえの
はくぎんとなれたら…


[3S(3:34~)]
こよい まいおりていくどめか
いくつのよを わたりきえた?
このみ かけてもつぎのふゆの
そらにかえりざき またここへ

[Last S(3:56~)]
あすも まいおりてきえるだろう
いくとせさき くりかえして
このみ とけてはてうせるまで
いつかねがったように このよにねむる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】六花一片(りっかひとひら)【落選】

優依様の楽曲【http://piapro.jp/t/DG6Y】に応募する歌詞です。
「雪月花」という仮表題がありましたが、タイトルを変更させていただいています。

テーマは「雪」。
一年先の冬まで、巡る季節に地上へ舞い降りては消えるその時を焦がれるひとひらの雪の視点を描きました。
何年も地上と空を行き来し、雪の花として咲いては陽の光を浴びて空へ還る。
いつか咲くことすらできなくなることさえ、雪は受け入れているのでしょう。

選考の程、よろしくお願いいたします。

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落選しましたので、もし使用したい方がいらっしゃいましたらメッセージの方へ連絡をお願いします。

閲覧数:383

投稿日:2016/10/04 01:58:34

文字数:1,158文字

カテゴリ:歌詞

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  • 優依

    優依

    ご意見・ご感想

    歌詞のご応募ありがとうございます!まずタイトルがカッコよくて惹かれました(*´ω`*)雪がテーマで物悲しさがよく出ていると思いました!選考させていただきます。また、1番だけミクさんに歌わせたものを後日アップしますので、良ければご視聴いただければと思います。よろしくお願いします

    2016/10/04 16:08:01

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