聞こえないけど そこにある夢
見せてあげるわ 境界線は最初から無い
逃げ出すのなら今のうちだよ
消えてしまう前に

世界中で鳴り響いて 記録されぬ祈りの火を
ベルベットの子猫が今
バイオリンを弾きながらさ
片方しかない心臓
月の女神に切り取られ

剣のような 弓矢のような 鋭く光る銀色の月
捧げる華は降り注ぐ雪
希望をあげる 見失わぬように

冴えた空気 ぬるい日射し 冬はほどけ 月も沈む

温かな風が連れてく子猫は空っぽの胸に
ダイヤのような閃きを宿して今日も奏でてる

狂乱のパーティーはまだ 終わることはないでしょうね
だってそこは永久が咲いた夜明けを待つ庭だからさ

水を求めていたの 揺らぐ木々のようにさ
手を伸ばした光に 触れるような気がして

夜が明ければ魔法は解け 投げ出されたバイオリンに
一粒輝くダイヤが 木漏れ日を受け風の中
次の生贄は誰かと 尋ねても答えは無くて
女神の気まぐれは今日の パーティーを待っているだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • オリジナルライセンス

女神の気まぐれ

UTAU時代の作曲物から。作詞だけ選出。

世界観はマザーグース。

改変可能ですので、ご自由にお使いください。

その際、原案へのリンクを貼ってくださると嬉しいです。

LuNaRhyThm

閲覧数:92

投稿日:2019/12/05 06:52:21

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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