13+10+6
 古い書架の狭い世界で
 一人歩く私は
 紙の上で

11+11+11+11
 人の手を渡り歩き
 色んなものを見てきた
 ヤケのある世界の外
 隠したスレを見ないで

13+10+13+10+6
 古い書架の狭い世界で
 一人歩く私は
 誰も彼もいない話を
 一人綴り生きてく
 紙の上で

11+11+11+11
 文字ばかり連れた散歩
 時間も夢も見てきた
 何もない世界だけど
 全てがここにあるから

13+10+13+10+6
 暗い棚の隅にぽつんと
 一人座る私は
 出ては帰る古い話を
 一人だけでなぞるの
 一人だけで

12+8+21+9
 スピンがページを進める
 誰かが手に取る
 その目に映る世界は 私の歩いた道
 あなたが歩く道

13+10+13+10+6
 古い書架の狭い世界で
 一人歩く私は
 今日も誰か違う視点で
 違う顔をしている
 紙の上で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひとりぼっちの主人公

主に古書について、天地が変色しているのはヤケ、細かいこすり傷などをスレという

閲覧数:124

投稿日:2013/11/16 22:44:58

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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