聞こえない 聞こえない
あなたの声なんて聞こえない、と
君は言うけれど。
僕にはそう 見えないんだ。



朝が来て 陽が昇り
影は濃くなって行く
僕はふと 振り返り 君を想うんだ。
この影は 君みたいだなぁ。

流れる髪を掴めなくて
この心音は打ったり打たなかったりで
正直怖いよ、君と離れたくないよ。


聞こえない 聞こえない
あなたの声なんて聞こえない、と
君は泣きながら言うけれど
僕はそっと 頭を撫でていた。



風が冷たいと嫌がり
一緒になって歌を歌って
君の頬が紅くなっていくんだ。
それだけで鼓動が強く穿つ穿つ。

無理矢理笑う顔が嫌だ
僕はついむきになって怒った。
正直に言うよ 、僕は消えてしまうかも?


もう一度だけ、一度だけ。
僕の 名前を 呼んで。


聞こえない 聞こえない、と
君は泣きじゃくっているけど
僕はまだここにいるよ
君の泣き顔を見ているよ あぁ

泣かないで 泣かないで、と
僕は手を伸ばしてみるけど
どうやら手遅れだったのかな
君に 僕は 見えてないみたいだ。

見えてないみたいだ。
見えてないみたいだ。
見えてないみたいだ。

泣かないで 泣かないで
どうか僕には微笑んでいて
あの日の約束通りずっとずっと
僕は君のそばにいるから。


★KAITO目線で書いたつもりです
優しく穏やかなバラード…といったイメージです。
兄さんはいつだって冷静だと思います。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ミミフサギ

KAITO兄さんの優しい心情と淡い崩れていく恋。

閲覧数:99

投稿日:2012/12/19 23:47:10

文字数:607文字

カテゴリ:歌詞

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