薄紅色が包んだ並木道
今年はなんだか寂しく咲いて
並んだ君のそのほほ笑み
いつもより儚く見えた
狭いその歩幅で
君との時間(とき)を
限りある今日に積み重ねても
一歩ずつ進むその足取りで
全てが思い出に変わってく
僕の知らない君が増えてゆく
そんな未来が寂しいから引き留めた手を
かすめるように
桜は舞い散る
春風に吹かれた君の声が
晴れ渡った
空に舞ってかすれ消えてゆく
桜の涙に濡れた今日が
いつか二人の綺麗な記念日になりますように
初めて出会った日の頃の君と
違う目線で見る今の君を
僕はあの日のまま
君のそばで心ごと
寄り添えてるだろうか
遠く離れていても
繋がってるよっていうけど
伸ばしたこの指の先では
君の涙拭えないんだ
春風に吹かれた僕の声が
晴れ渡った二人の未来に
かき消されてゆく
桜の涙に濡れた今日が
いつか二人の綺麗な記念日になりますように
ふざけ合った日も
ケンカをした日も
全て抱きしめ大人になって
巡り巡ってまた春が来ても
変わらない二人でいれたら
春風に吹かれた君の声と
僕の声が
空に舞ってかすれ消えてゆく
桜の涙に濡れた今日が
いつか二人の綺麗な記念日になりますように
春風 feat初音ミク
春風 feat初音ミクの歌詞です。
「春」「桜」「恋」「卒業」をテーマに書きました。
切くて暖かい胸キュンの曲…の歌詞です。
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