この世に生まれ堕ちてこのかた
十数年生きて来た訳ですが
覚えた事と言えば必要最低限の呼吸法と
瞬きの方法くらいでした
目の前のレールは平気で他人が壊しますし
たまに通せんぼうとかが
現れます

怖い大人の言いなりになって
手の平は面白いくらいに
くるくる くるくる 返されるのです
嗚呼馬鹿ばっかりだって思った頃に
低気圧による雷雨が押し寄せるでしょう

ここまで来れたのは最早奇跡ではないでしょうか
押し潰されずによく歩いたものです
けど 怖いのはここからだって
テレビやネットで言われてますもんね



必要な物を掻き集めて
ここ数年生きて来た訳ですが
今でも思い悩む人間関係とかの謎サークルは
阿呆らしく続いていくんですね
草生える 邪魔過ぎ 止められないんだ 大人なのに
いつか救われたいと思い
救われない

怖いピエロの言いなりになって
手の平は面白いくらいに
くるくる くるくる 返されるのです
嗚呼馬鹿ばっかりだって思った頃に
無意識のうちに自分も手の平を返す
でしょう




立派なレールなんて無かった
続いていたのは獣道だった
道を外れれば茨の棘が
容赦なく突き刺さる世の中でした
「そこだけ歩け」と教育され
違えば後ろ指を指され

勿体無いと 思いました
泣きながら歩きました

誰も救ってくれないんだと 悟りました
なので精一杯抗って生きたいと思います



これで終わります
これで終わります
でも終わりません ではまた明日

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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うら若き少女が辿り着いた人生論的ロックンロール

閲覧数:183

投稿日:2019/03/22 09:10:45

文字数:625文字

カテゴリ:歌詞

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