夏の終わりに
作詞作曲 のーねーむ

今年も花火は見れなかったねと
呟いた君に そよぐ風
はんぶんこにした アイス片手に
うつむいた君は 気づいていたの?

どこまでも
愛しても 愛しても
伝わらない世界で
僕は歩く
今日も歩く
明日も歩く
声をきかせて 


呼びとめたその言葉は
ひぐらしの声にかき消され
君の頬の温度も
この手のひらからは零れ落ち
床に散らばる
切なさのかけら
拾い集めてみても
 
いつからか
愛しては愛しては
見返りを求めて
何もない空を掴んで
満足した
僕はどうして

立ちつくす僕をよそに
寂しさ際立てる残り香が
肌寒くなる前に
急いで家路につこうとして
僕をくすぐる
君の香りに
耐えきれなくて

さよならの後の幸せはもうなくて
くしゃみするまで話した秋も
忘れて 忘れて
いつか空に消える

呼びとめたその言葉は
ひぐらしの声にかき消され
君の頬の温度も
この手のひらからは零れ落ち
床にこぼれた
切なさのかけら
拾い集めてみても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏の終わりに

閲覧数:289

投稿日:2014/12/30 15:05:51

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

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