瞬く星は夜の心拍数
僕らをつなぐ音は続いてる
夜明けが来るまで
君が見えるまで そうずっと

あの日楽しげに教えてくれた
夢とか希望とか愛をもっと
小さな火種を
膨らますように
張り裂けそうな心はまだ

背中合わせに走り出した
空には大きな花が咲いていた

君だけの光を追いかけて
僕は僕の道を行くよ
最後に泣いたその場所が
いつか一緒に笑える場所
振り向かないで　ねえ

「ありがとう」は仕舞って置いて
地平線の向こう側へ
進めないような靴は脱いで
裸足のままで駆け出したら
朝焼けを目指して 真っ直ぐに

停滞した日々の真ん中に
相対した感情が
散々な言を壊すように
爛々と咲く 花火の音

気づいていた　君の真ん中に　
芽吹いて感情に
まだ　耐えられそうになかった
でも今なら　行こうか　

空が息を吸い込んだ
君の知らない僕になる
朝一番の風が吹く
僕の知らない君がいる

君だけの光を追いかけて
僕は僕の道を行くよ
最後に泣いたその場所で
ほらね一緒に笑えたでしょ？
だからね、また始めよう

「ありがとう」はもっと先でいい
地平線の向こう側で　　
今度は何を目指して行こう？
叶わぬような願いでいい
君が進む先で　待ってるよ