瞼の裏広がる 鬼灯 恋い焦がれし幻想 甘露に 崩れかけた温もり 喘ぎて 積み重ねてゆく 朧に

螺鈿の爪喰い込む 手枕 宵さやかなる褥 袖に 音もなく舞う蝶は 爆ぜて 夜伽花衣


そっと手を差し伸べて 深く抱きしめていて 剥がれ落ちて滲む言の葉 記憶に燈して

揺れる魂のように 沈む情景のように 狂い咲いた月の涙の 花弁残して 契りて


紅に染まりゆく 秘すれど 陽炎たゆたう夢 糸遊 

香しき春夏秋冬(ひととせ)に 夜半に うつろい託して 焦がれて

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  • 非営利目的に限ります
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てふてふ草子

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投稿日:2018/01/24 19:16:46

文字数:229文字

カテゴリ:歌詞

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