色褪せた花びら 乗せた風が吹いて
季節がまた終わってく
あの日あなたと見た 白い月の丘に
青い夜が降りていく

二人交わした言葉や 重ね合った指先を
あなたがもう忘れてしまっていても 構わない
胸を焦がす切なさや 痛みまでが愛しくて
手放せない想いだけ 抱きしめてる 今もまだ

月と星が巡る 風は永遠を歌う
幾千万の夜を越えて またいつか
白い月の丘で あなたと笑い合う
そんな夢を見てる


満ちて欠ける月や 咲いては散る花は
何を願っているのでしょう
透き通る光を 文字の代わりにして
あなたに届けたいけど

世界は変わり続けて 私はまだここにいて
あなたがもう来ないと分かっていても 待っている
甘い甘い夢を見た 全ては幻だった
そう思えば思うほど 想いだけは鮮やかで

月と星が巡り 青い夜が終わる
幾千万の距離を越えて その先に
同じ空の下で あなたが笑うなら
ただそれだけでいい


長すぎる時が過ぎて 全てが消えたとしても
私はただこの場所で ただあなたを想うでしょう
消せない願いを抱いて 月の下で眠るから
あなたはどこか遠くで 笑っていて 穏やかに

月と星が巡る 風は永遠を歌う
幾千万の夜を越えて またいつか
白い月の丘で あなたと笑い合う
そんな夢を見てる


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※音数合わせ用ひらがな表記(ご参考)

【1A】
いろあせたはなびら のせたかぜがふいて
きせつがまたおわあてく
あのひあなたとみた しろいつきのおかに
あおいよるがおりてゆく

【1B】
ふたりかわしたことばや かさねああたゆびさきを
あなたがもおわすれてしまあていても かまわない
むねをこがすせつなさや いたみまでがいとしくて
てばなせないおもいだけ だきしめてる いまもまだ

【1S】
つきとほしがめぐる かぜわとわをうたう
いくせんまんのよるをこえて またいつか
しろいつきのおかで あなたとわらいあう
そんなゆめをみてる

【2A】
みちてかけるつきや さいてわちるはなわ
なにをねがあてるのでしょ
すきとおるひかりを もじのかわりにして
あなたにとどけたいけど

【2B】
せかいわかわりつづけて わたしわまだここにいて
あなたがもおこないとわかあていても まあている
あまいあまいゆめをみた すべてわまぼろしだあた
そおおもえばおもうほど おもいだけわあざやかで

【2S】
つきとほしがめぐり あおいよるがおわる
いくせんまんのきょりをこえて そのさきに
おなじそらのしたで あなたがわらうなら
ただそれだけでいい

【3B】
ながすぎるときがすぎて すべてがきえたとしても
わたしわただこのばしょで ただあなたをおもうでしょ
けせないねがいをだいて つきのしたでねむるから
あなたわどこかとおくで わらあていて おだやかに

【3S】
つきとほしがめぐる かぜわとわをうたう
いくせんまんのよるをこえて またいつか
しろいつきのおかで あなたとわらいあう
そんなゆめをみてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲決定】いつか白い月の丘で

ILUさんの作品(http://piapro.jp/t/ICQY)への応募用。

和風感を出すかどうかと、もうちょっと「待ってる感」を出すべきかどうかで若干悩んだ感じですが、一旦時代を問わないファンタジー風にしてみました。
世界観に合っているかどうか分かりませんが、ご一読頂ければ幸いです。

閲覧数:309

投稿日:2017/10/16 11:58:27

文字数:1,248文字

カテゴリ:歌詞

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