人の声が怖いよ＿＿

誰かの声が聞こえてた　夜の部屋の片隅に
光る声は黄昏れて　　何もないように消えてった
訳も無いけど明日まで　　夜が続くようだった

昨日までの　僕の心　死んでゆく感情の
空の表情　酷く枯れて　誰も残らなかった

酷く脆い僕の心　飛んで行く精神が
今日も空を回り一人　何かを眺めていた

けれど一人佇んだ　空の上のその奥の
光る星は美しく　混沌を極めてた
ついて行かない心だけ　宇宙（そら）に綺麗に浮かんでた

昨日からの　誰かの心　教えた誰かの声
笑う宇宙（そら）は　君の心　読んでいるようだった

醜さだけが　儚い夢に　葬り去られた空
事の重さ　誰も知らず　人の夢だった

誰かどうか　お願いだから　気付いてほしいのに
人も来ない夜の闇が　闇を作り上げていた

殺してゆく僕の心　出来上がったのは
誰も見ない闇抑え込み　ガラスを張ってしのいだ

　