平等な日常 当たり前のように
短針と長針 消費(ロス)してく時間(いのち)
薄情な不浄 甘いだけの響き
希望と絶望 狭間で揺れるんだ


生(このよ)に すがりつく
意味すらも 見つけられずに
死(あのよ)に 身を投じ
染まる義理もない
どちらにもなれず 中途半端な僕の横
ゆらりと現れた 黒い亡霊が


頭ン中こだまする 都合の良い洗脳
焦点の合わない瞳 不気味を浮かべた微笑み
名残惜しむその手 咄嗟に掴んだ
生け贄の心臓に沿わせた刃
輝く


平等な日常 幻かのように
短針と長針 消費(ロス)した関係
薄情な不浄 無責任な憂い
希望と絶望 天秤揺れ動く


生(このよ)に 未練など
ないくせに 執着ばかり
死(あのよ)に 身を投じ
染まる決心も
繋ぎ止める手段 盾にした命を武器に
ふらりと現れた 黒い亡霊が


頭ン中占拠する 勝手な主張
焦点をぼかした瞳 恍惚浮かべた微笑み
名残惜しむその手 巧妙な罠だ
餌にした心臓で 捕らえた獲物
偽善者



心の奥と 相対する建前を 壊してしまえ
言いなりになんて なってやらない
ざまあみろ! 命を武器に


こだまする声を サイレントにして
焦点の合わない瞳 寂しさに揺れる微笑み
名残惜しむその手 そのまま見送る
すり抜けて投げ出す 亡霊の結末は

僕の腕掴み取る 悪あがきに
焦点を合わせた瞳 満面に浮かぶ微笑み
名残惜しむその手 そっと離させた
生け贄の心臓 安らかに眠れ

…さよなら

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

命の前に無力な僕ら

maxzさんの曲用に書かせて頂きました。
テーマはただ毎日を同じように過ごして、時間を消費していた俺。
突如現れた死に急ぐものは、俺を巻き込んで闇へ引きずりこもうとするんだ。
嫌だ、そっちになんか行きたくない。
行きたくなんかないんだよ!!

閲覧数:166

投稿日:2018/03/28 02:23:00

文字数:626文字

カテゴリ:歌詞

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