月明かりの下 舞ひ散る羽根
からくれなゐに染む刃に
映るは 夢うつつの世界

ぬばたまの闇に 紛れた血臭
深く沁みて この身飾る
研ぎ澄まされたし 絢爛の太刀
交わす言葉 修羅の契り

移ろひゆく浮世 華は匂へど
色は褪せて ひとひら散りゆく

天つ風纏ひ 飛び交ふ蝶
いと美しきその輝き
月明かりの下 舞ひ散る羽根
からくれなゐに染む刃に
映るは 夢うつつの世界

月夜のまやかし 剣の如く
錆びず折れず 魔のきらめき
断ち斬るは運命(サダメ) 生きる痛みは
砕け散った 玻璃の破片(カケラ)

誰そ彼れの戦場(イクサバ) 淡き夢視し
羅刹となり 散華に消えゆく

幾万の敵を斬り裂いては
傷つく躰 立ち向かわん
揺るぎなき覚悟 咲き誇れよ
刹那に刺し違えようとも
護ると 手を掲げ誓った

繚乱の世ゆえに 儚き時代なり
輪廻の華よ 朽ち果てて尚
よみがへり 狂ひ咲け

天つ風纏ひ 飛び立つ蝶
いと麗しきその輝き
進めや進めよ 獣ノ道
からくれなゐに染む刃に
宿るは 高潔の魂

月明かりの下 舞ひ落つ羽根
諸行無常のその眼(マナコ)に
映るは 穢れの無き世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

月華美刄

「色は褪せて ひとひら散りゆく」

歌詞だけで和風を表すのって難しいですね…。一応和風ロック。

♪ブクマありがとうございます!

閲覧数:85

投稿日:2014/06/16 01:35:10

文字数:483文字

カテゴリ:歌詞

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