(1)
目が回るような世の中は
落ち着いては崩れ
ゲームのようだ
“今日のおかずは何がいい？”
答えたってどうせ
メニューは一つ

もう　逃げちゃったら
楽になれるかな
なんて今さら　フラグを立てても

あぁ　今　抱えているものさえ
“壊していいよ”のサインまで
あぁ　ただ　耐えるのもできずに
壊した世界にさよなら告げたよ

出した手紙に宛てはなく
80円分の　旅費すら無駄に
“君も居場所が無いんだろう？”
野良犬がひとこと
“馬鹿にするな”と

もう　嫌になったら
叫んでいいかな
なんて今でも　信じていたいよ

あぁ　今　掴んでいるものさえ
壊したいだけのオモチャだね
あぁ　ただ　耐えるのもできない
壊した世界は僕を見捨てたよ

あぁ　今　壊したいものだけ
壊しつくしたら変わるのか
あぁ　今　手に入れた答えも
気に入らないよと投げ捨てたのに
あぁ　なら　僕の手で答えを作るから
壊せないほどに壊しつくしたあとで

(2)
めがまわるよなよのなかは
おちついてはくずれ
げーむのようだ
きょうのおかずはなにがいい？
こたえたってどうせ
めにゅーはひとつ

もう　にげちゃったら
らくになれるかな
なんていまさらふらぐをたてても

あぁ　いま　かかえてるものさえ
こわしていいよのさいんまで
あぁ　ただ　たえるのもできずに
こわしたせかいにさよならつげたよ

だしたてがみにあてはなく
はちじゅうえんぶんの　りょひすらむだに
きみもいばしょがないんだろう？
のらいぬがひとこと
ばかにするなと

もう　やになったら
さけんでいいかな
なんていまでも　しんじていたいよ

あぁ　いま　つかんでるものさえ
こわしたいだけのおもちゃだね
あぁ　ただ　たえるのもできない
こわしたせかいはぼくをみすてたよ

あぁ　いま　こわしたいものだけ
こわしつくしたらかわるのか
あぁ　いま　てにいれたこたえも
きにいらないよとなげすてたのに
あぁ　なら　ぼくのてでこたえをつくるから
こわせないほどにこわしつくしたあとで