たまゆらを千代にも想うそれは
君が遠く此処になしが故と
知るは月だけ


童唄口ずさんで交わした約束は
胸の奥で淡く今も息づく

年を重ねてゆくほど出来ることが増えて
嘗て出来たことが今は難し

何も知らぬままずっと
君の手を掴んでいたかった

たまゆらを千代にも想うそれは
君が遠く此処になしが故と
一片(ひとひら)の密か(ひそか)知るは光る月だけ
たまゆらが千代であればと想う
君が近く此処にあるが故に
一片の願い月に祈る千代に八千代に


夢の中でならば時も距離も超えてゆける
現(うつつ)のままならさに吐息が募る

ずっとずっと待ってます
答えはもう決まっていても

月に浮かぶ愛しい面影に
涙零れ花弁(はなびら)のように
一片を風が運び届けばいいと
止め処なく流れていく想いが
尽きぬことを永遠(とわ)と言うのだろうか
君の幸い(さいわい)を月に祈る千代に八千代に

懐かしき記憶も
愛しささえも
月に預け

たまゆらを千代にも想うそれは
君が遠く此処になしが故と
一片の密か知るは光る月だけ
たまゆらが千代であればと想う
君が近く此処にあるが故に
一片の願い月に祈る千代に八千代に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

たまゆらの月

閲覧数:264

投稿日:2018/12/31 22:01:37

文字数:496文字

カテゴリ:歌詞

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