季節が変わっても 歳をとっても
僕はあの季節を 忘れはしないだろう
決して 決して


夏の終わり 蝉の声も遠く
気怠い朝 何気なく過ごして
そんな日々が 続くと思ってた

夜のプール 忍び込んだ先で
月光に濡れた キミと出会った


キミは何も知らず ただ無邪気に 無邪気に
笑っていた 笑っていた
僕はその隣にいるのが ただ嬉しかった 楽しかった


夏の終わり 秋の匂いがする
いつもと同じ 待ち合わせ場所で
キミと会える そう信じていた

でもそれは 突然に告げられて
何も信じられず 僕は逃げ出した


僕はキミを連れて ただ走った ただ走った
行くあてもなく 行くあてもなく
いずれこれも終わるんだって 思いながら 思いながら


ああ
ああ
夏が終わる


キミは全て知っても ただ凛々しく ただ凛々しく
笑っていた 笑っていた
いずれ襲い来る運命(さだめ)を 受け入れて 受け入れて


そして秋が来て
なんだかもの悲しく感じられる頃
君は夏のような笑顔を僕に残して
空高く 舞い上がっていった

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  • 非営利目的に限ります
  • オリジナルライセンス

仔犬

空高く 舞い上がっていった―
ある文学作品をモティーフとしています

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投稿日:2024/02/17 13:22:08

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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