うずくまる部屋の隅
軋むドアが開いて
君が立ち去る音を背中で聞いていた

隙間から射し込んだ
冷たすぎる朝日が
隠していた涙を照らしてゆく

諦めた願いを数える度に僕は
いつしか大人になって
ありふれた悲しみも
知り尽くしたけれど

こんな最後はまだ慣れなくて

Still cold, I love youなんて言えないまま
願いは雪解けのように消えてく

どうして期待なんて抱いていたんだ
なぜすがりつこうとしたんだ
始まりさえないなんてことわかっていた
Forever,be airly kiss
It's over anyway
呼び止める言葉は声にならない
嘘だと言ってよ

凍てついた時が今
音もなく溶け出した

寒さに白む日も急に色づいて
南の街はもう来るべき季節の
少し早い産声を聞いたらしい

「感情も溶かせるか?」って
って繰り返し尋ねてしまうよ
暖かく始まるNew days

華やいでく世界には
居場所なんてないのに、
この季節はなぜ逝くのだろう?

Still cold,I love you
なんて言えばきっと
二度と戻れなかったわかってる

じゃあどうして
後悔なんてするんだ?
無意味なif探してるんだ?
一人じゃ知り得ない全てが眩しいんだ?

Forever,be airly kiss
It's over anyway
呼び止める言葉に意味などない
結末は同じだ

押し殺す思いがやっと
今更になってやっと
嗚咽のような叫びとなって響く
Stay……,Stay……!

あの日まで ねぇ戻って
出会わずいっそ終わって
寒さも孤独も知らずに済むなら

Still cold,I love youなんて言えないまま
願いは雪解けのように消えてく

全部僕には出来ないことなんだ
憧れのまま終わりなんだ
いつか訪れる最後が今日なんだ

Forever,be airly kiss
It's over anyway
軋むドアは開くことさえもうない

"Still cold,I love you"なんて叫んでみても
願いは雪解けのように消えてく
どうして期待なんて抱いていたんだ
なぜすがりつこうとしたんだ
始まりさえないなんてことわかっていた

ねぇ今はこの痛みさえも
君の名残 抱き締めていたい
溶けてしまうまで

真冬が終わる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Still cold

閲覧数:242

投稿日:2017/09/12 12:20:16

文字数:989文字

カテゴリ:歌詞

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