小さな籠の中から
解き放たれた 一握りの風

願った未来 巻き込みながら
夜明けの列島を駆けてく

現実(リアル)を吹き飛ばして
上陸する 私の夢
拡がれ 希望風域
前線を追いかけた先の
明日(あした)へと

立ちはだかる世間は 無風空間
「お静かに」と 嘲(わら)った
だけどね
波風の中で進むのも また一興
金色の沈黙を 
振り払って 振り払って

現実(リアル)を吹き飛ばして
縦断する 私の夢
嵐に 種をまいて
ヘクトパスカルの花びら
咲かせにゆく

臆病風にさよなら……

晴れた空の 
青さにすがり付いていた あの頃
鳴り止まぬ 世間体ノイズ
聴きながら 陽だまりに
逃げ込んだ日々の

涙も 吹き飛ばして
実現する 私の夢
台風の眼に隠れた
本当の太陽をいつか 輝かせて


~以下、発声用のひらがな歌詞~
()内は、一音で二文字発声

ちいさなかごのなかから
ときはたれた ひとにぎりのかぜ

ねがったみらい まきこみながら
よあけのれっとおをかけてく

りあるをふきとばして
じょおりくする わたしのゆめ
ひろがれ きぼおふういき
ぜん(せん)をおいかけたさきの
あしたえと

たちはだかるせけんわ むふうくう(かん)
おしずかにとわらった
だけどね

なみかぜのなかですすむのも またいっきょお
きんいろのちんもくを 
ふりはらって ふりはらって

りあるをふきとばして
じゅうだんする わたしのゆめ
あらしに たねをまいて
はくとぱすかるのはなびら
さかせにゆく

おくびょおかぜにさよなら

はれたそらの 
あおさにすがりついていた あのころ
なりやまぬ せけん(てい)のいず
ききながら ひだまりに
にげこんだひびの

なみだも ふきとばして
じつげんする わたしのゆめ
たい(ふう)のめにかくれた
ほん(とお)のたいよおをいつか かがやかせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

台風Dreamer

閲覧数:65

投稿日:2024/04/27 19:25:04

文字数:785文字

カテゴリ:歌詞

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