終わらせたくて
投げ出したくて
闇雲に信じてたこと
これで終わりにして別れを告げる

この先には何も無いはず
そんなところまで走り続けた
その先がまだ
ボクを呼ぶなら
立ち止まれない

雨が打ち付けて
虹が掻き消えて
空の果てにただ一人きりで
羽ばたけなくても
涙を見せても
その先にはまだ続きがある


誰もいなくて
誰も知らない
いなくても困りはしない
こんなボクなんかは

ボクの価値はないに等しい
ボク自身がまだ認められない
この先にあと一歩だけでも
踏み出せるなら

泥水にまみれ
擦り傷だらけで
膝をつきながら泣いたとして
誰にも聞こえず
気付かれもしない
終わることすらもできないで
苦しいばかりで
冷たいばかりの
この世界がただ醜くても
ボクにはできない
それだけの理由
だからまた歩く果ての先へ


振り向いてみれば
諦めた日から
随分と経った　それでもまだ
終わりはしてない
違う形でも
ここに居続けて笑えたよ
雨が打ち付けて
虹が掻き消えて
空の果てにただ一人きりで
羽ばたけなくても
涙を見せても
この先にはまだ続きがある