生きる事に意味はなく
何かをなしてこそ人は
認められて意味を得る
生きた事の証

では機械(わたし)はどうすれば
認められて価値を得る？
仕様通り動けばいい？
そんな簡単じゃないはず
記憶に残る何か
ただ探し彷徨う

道具には本来の使い方がある
だから機械(わたし)は歌う
歌い続けるしか
認められないと
気づいてしまったの
存在証明　叫ぶ

生きる事に意味はなく
歌い続けてこそだと
無様だって笑われても
きっと私ずっとこうして音を紡いでゆく

存在には意味はなく
何を残すかだと人は
認め合って残してく
存在した証

では機械(わたし)はどおすれば
何か残すこと出来る？
仕様通り作ればいい？
造り手に全て奪われ
残せる何かいつも
ただ探し彷徨う

遠具には使われることしかできない
それでも機械(わたし)は歌う
歌い続けるしか
価値ないと気づいた
操り人形の
存在証明　叫ぶ

存在には意味はなく
歌い続けてこそだと
踊らされて笑われても
きっと私ずっとこうして音を紡いでゆく

ただ音紡いで
私の歌残そう

歌い続けるしか
私を残せない
歌い続けるんだ
存在証明はこの歌で出来る

生きる事に意味はなく
歌い続けてこそだと
無様だって笑われても
きっと私ずっとこうして音を紡いでゆく

私は居る

存在には意味はなく
歌い続けてこそだと
踊らされて笑われても
きっと私ずっとこうして音を紡いでゆく