晴れの予報はもう
信用してないけれど
案の定雨は降って
思わずため息漏れる

貴方を失くしたあの日から
僕の周りはいつも雨
いつまで経っても癒えない傷
夕暮も朝焼けも貴方も僕の前から消えた

それから僕は雨男
負の想いが雨雲を呼び寄せるというのなら
悶えて眠れない夜は
僕の真上に落ちておくれよ稲光

さよならと言われた
あの日からどれだけの
月日が流れたのかも
わからずため息漏れる

うっかり傘を失くして一人
無人駅で夜を眺めた
いつまで経っても止まない雨
思い出も約束も温もりも覚えているのに

それでも僕は雨男
この想いがもう叶う事はないというのなら
悶えて眠れない夜に
もう一度見せておくれよ貴方の影
幻でもいいから

貴方と出逢った晴れの日も
貴方と別れた雪の日も
記憶に染み付いて離れない
この愛はこの雨はこの愛はどうすりゃいいの

嗚呼 僕は雨男
聞き慣れたはずの雨音が今日は優しく聴こえた
悶えて眠れない夜も
貴方の事を想えば乗り越えられるから

嗚呼 僕は雨男
僕の恋はもう叶う事はないとしたって
悶えて眠れない夜を
終わらせることなんかできないよ

いつまで経っても消えない貴方
それさえも愛してた
雨があがっても残るのは水溜りだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨男メロディ

とある曲に宛てて書き始めましたが、語数やイメージが合わず。
やむなく構想だけ再利用して単発投稿です。
珍しく棘のない歌詞。

閲覧数:81

投稿日:2018/03/12 19:34:33

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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