少し汗ばんだ春の先で
歩いた線路沿いの帰り道
ぶつかりそうなその右肩は
心臓にまで触れてしまいそうだ

君の隣で壊れたメトロノーム
呼吸のリズムは乱されていく
さりげなく目を反らした

瞬く間に夢へと落ちていく僕は
その手を取りたいと願うだろう
胸の奥の温度が高まっていく
明日もまた君に会いたいな

少し汗ばんだこの手のひらは
隠している想いが滲んでいる
縮まっていく二人の距離に
喜びと不安が溶けていく

君はいう「私もそれ好きなの」って
不確かなものなんて信じちゃいないけど
馬鹿みたいに舞い上がっている

あの日感じた通りだった
いまの僕はその手を取りたいと願っている
ガラスのような心に触れたいから
今日も君のそばにいたいな

予感した時はもう手遅れで
始まりにも気づけないまま
しなやかなその手の中で
僕は今日も踊るんだ

瞬く間に夢へと落ちていく僕は
その手を取りたいと願うだろう
胸の奥の温度が高まっていく
明日もまた君に会いたいな

明日もまた君といたいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

手のひらに落ちる

オリジナル曲、手のひらに落ちるの歌詞です。

ピアノとギターでたたみかけるような曲になってます。

閲覧数:135

投稿日:2019/05/01 08:53:01

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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