Solo Trip
ゆらり 遊覧船で 辿り着いた埠頭から
望まない イマに嘆いてた
ツバメの声 纏った風 優しく髪を 揺らした
身を委ねよう ここでは誰も 僕を知らないから
機械みたく 使われては 謝っている毎日
理想も愛も 捩じ伏せられて 大事なモノ 忘れてく
悪い事ってさ 分かってて 人を傷付ける事でしょう
それを信じて 生きているんじゃ 何も守れないの?
僕が頭を下げて 現実を過ごす 遠く
海はただ キラキラ靡く いつでも
なにが変わるワケない 一時の逃走でも
透明な 心を 見つめて
夢を見ていた 大人達は なんだかんだで正義
一人一つを 自分なりには 持っているものなんだと
好きな事だけに 突き進む 保証と勇気はないけれど
自我を塞いで 働いたって ダメな不良品さ
みんな涙堪えて 現実を過ごす 癖に
人前じゃ ワイワイ騒ぐ いつでも
不意に顔が浮かんだ 青春を過ごした人
帰ったら 久々 話そう
僕が頭を下げて 現実を過ごす 遠く
海はただ キラキラ靡く いつでも
少し 悔しいくらい 世界は果てなく広い
片隅で 壊れちゃ 悲しい
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